家づくりについて考えてみた
自分の家を手に入れる。
ほとんどの方にとって一生の一度の大きな買い物です。
そして一度きりの最高の楽しみです。
自分にとって、そして愛する家族にとって、最高にして唯一の自分の巣を創ることは、とても素晴らしいことだと思います。
動物達も自分の寝場所は自分でつくります。
鳥たちの巣作りなどなんとも健気だ。
小さな小枝を一本ずつ運び、少しづつ少しづつ築いていく。
感性した時は嬉しいのだろうか。
きっと多少なりとも感情の変化はあるでしょう。
我が家の愛犬もタオルを掘って寝床をつくっています。
どこをどうしたいのかさっぱり理解できないませんが お気に入りの形を造って満足げに寝転びます。
大昔の人間も自分で住居を造っていました。
一人ではできなくても集落の人たちの力を借りて自分の家を造っていました。
現在において自分の家を自らが施工することはまずありません。(建築関係者除く)
現代の人が自分の家を手に入れる方法といえば、
多くは、建売り住宅やマンションという、できあがったモノを買うという方法です。
自分の家は手に入った。
しかしもったいないと思います。
これでは最大の楽しみを経験していません。
家づくりという行為です。
自分の生活をみつめ、家族のあり方を考え、 皆の将来・幸せの意味・普段意識することが少ない事柄を考える絶好の機会を 逃してしまいます。
家を造ることは物理的に材料を組み立てていく事ではありません。
家族の生活の場を築くことです。
人によっては苦痛な行為かもしれません、仕事で忙しい時にそんな時間とれないと言う人もいるでしょう。
しかし忙しい人にこそこの時間を作って頂きたいですね。
家族の結びつきがきっと強くなること間違いありません。
一時的に喧嘩になる事もあるかもしません、しかし、その後には絆が強くなるでしょう。
何年も掛かる事ではありません。
長い人生のうちのほんの一時です。
自分達だけの巣作りに取り組んで頂きたいですね。
家族が何を考えているのか再発見するかもしれないし、伴侶の以外な一面が見えるかもしれません。
こんなおもしろい機会を経験しないでいいのですか。
一人で考えて下さいと言ってるわけではありません。
家づくりをお手伝いする事を生業としている我々にご相談ください。
何を考えれば良いのか、何を決めなくてはいけないのか、わかりやすく提示していきます。
何得のいく家は、3回目の”いえづくり”でやっと手に入るといわれることがあります。
我々は、1回目でそれができるように、お手伝いしていくます。
経験とノウハウがそれを可能にします。
「この日までに決定して下さい。」
ということはあまり言いたくありません。
あなたの家です。
主導権はあなたが持つべきです。
納得いくまで考えてください。
我々はあくまでもお手伝いです。
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