子供たちが巣立った後
子供を授かったタイミングで・・・
子供が小学校に入学するタイミングで・・・
子供を中心に考えて、家を手に入れた方は多いと思います。
その生活の中心にいた子供が、家を離れることになった場合、
今お住まいになっている家は、どうされますか?
お子様のいる家庭の間取りは3LDKくらいが多いと思います。
夫婦の寝室 + お子様の寝室 + もう一人のお子様の寝室若しくは納戸。
仮に寝室が2階部分、LDK+和室 や 水廻りが1階部分にある家だった場合、夫婦二人だけの生活が始まると、2階に上がる事がなくなるご家庭が多いです。
寝る場所を1階にある和室に移してしまえば、生活全てを1階部分で済ますことができるからです。
2階は、どうなっているのかというと、物置ですね。
子供たちの思い出の品々、使わなくなった健康器具、壊れた家電、何年も2階に足を踏み入れてないという方も、珍しくないです。
築15年から20年くらいでこのような状態になる事もあります。
今後、ご夫婦二人で20年・30年と暮らすことになるのですが、この広すぎる家は必要ですか?
築20年くらいでしたら、まだまだ売ることも可能です。
貸すこともできます。戸建て賃貸は物件数が少ないので、意外と需要はあります。
20年前のこのご夫婦のように、子供の為に広い家に住み替えたいと考えるご家庭は多いです。
しかし、この不景気、新築購入は困難。
マンションでお隣さんや、下階の方に気を使いながら子育てするのは嫌。
遊ぶ庭も欲しいし、駐車場も欲しい。
このようなご家族の需要があります。
売却でまとまった資金を手に入れるか。
賃貸にして家賃収入を毎月得るのかは、考え方や手持ち資金の額によるかと思います。
子供が独立したタイミングで行動を開始すれば、選択肢は多いですが、何年もほっておくと築年数と補修費ばかり増えていきます。
不要な物を手放せば夫婦二人での生活でしたら70㎡もあれば十分です。1年間くらいの旅に出るつもりで荷物をまとめ、そのほかは捨ててしまえば、ホントに身軽になります。
経済的に可能であるのなら、このタイミングで小さなご自宅を建てることをお薦めします。
以前建てた頃と比べたら、材料や技術、建築工法が格段に進歩しています。猛暑の夏にも、酷寒の冬にも快適に暮らせる家を手にいれられます。小さくていいので工事費もそんなに掛かりません。
歳を重ねていけば、身体の自由も、抵抗力も衰えてくるでしょう。
バリアフリーにすれば、とても楽です。
今まで住んでいたいた家の建て替えでも、いいと思います。
小さくした分、面積に余裕があるのなら、一部を貸し部屋にしたり、貸し駐車場にして、月々の収入源を確保しておくのも手です。
子供が巣立った後の一例をお伝えいたしました。
この他にも方法はあります。
考えるきっかけになればと思い、書かせて頂きました。
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